小学校で卒業式、体育館建て替えで中学校借りる
卒業証書を受ける児童(西岐波中体育館で)
山口県宇部市内の小学校のトップを切り、西岐波(小松茂文校長)の卒業式が17日に行われた。体育館を建て替え中のため、西岐波中を借りて実施。在校生や保護者に見守られ、108人が巣立った。今年度の市内の卒業児童は、合計1360人。他校は20日に実施する。
西岐波の式は午前9時35分に始まった。胸に赤いコサージュを着けた卒業生が、温かい拍手に迎えられて入場。名前を呼ばれると順にステージに上がり、小松校長から卒業証書を受け取った。 小松校長は「皆さんは多くの人の支えの中で時を刻み、今日を迎えることができた。一人で大きくなったのではないことを忘れてはならない」「感謝する心を常に持つことが、人生を幸せにと導いてくれる。感謝の思いを『ありがとうございます』『おかげさまです』の言葉で表して」と式辞。森分一孝・市教育委員会人権教育課人権教育係長、来賓の中村英雄・西岐波市民センター所長、河口勉PTA会長も門出を祝った。
「お別れの言葉」では、6年生が入学式や地域探検、宿泊学習、運動会、修学旅行など小学校生活を回顧。5年生が「大空がむかえる朝」などを歌って、お世話になった先輩たちに謝意を伝えた。再び6年生が「これから先、当たり前のことを幸せと感じ、夢に向かって一歩一歩前へ進んでいきます」と誓い、5年生と共に「旅立ちの日に」を合唱した。最後に大きな声で校歌を斉唱した。
関連記事
能代市子ども館に「SORA─Q」の実寸大玩具届く 操作体験会も予定
能代市子ども館で、世界で初めて月面へのピンポイント着陸に成功した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」に搭載された小型月面探査ロボット「LEV(レブ)─2(ツ...
SKY搭乗者100万人達成 下地島空港の発着路線 セレモニーで一層の飛躍誓う
下地島空港発着路線の累計搭乗者が100万人を達成したことを記念して、スカイマーク(SKY、本橋学社長)は12日、同空港で記念セレモニーを開催した。2020年10月に那覇、羽田、神戸の3路線を開設し、...
茅野市宮川、金沢で猿被害増加 効果的「追い払い」へ市が調査開始 長野県
長野県の茅野市宮川、金沢でニホンザルによる農業や農産物への被害、目撃情報が再び増え始めており、市農林課が調査を始めた。今月上旬、同市宮川地区内の山林の入り口付近におりのわなと監視カメラを設置した。...