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宇部日報社

学校給食週間、小学校のメニューにすいとん

すいとんなどの給食を味わう1年生(上宇部小で)

 全国学校給食週間(24~30日)に合わせ、山口県宇部市上宇部小(中邑至道校長、654人)で24日、すいとんなど「昔の食事」をテーマにした給食が出された。  献立は、戦後よく食べられたすいとん、明治22年(1889年)に日本最初の学校給食で出されたとされるサケの塩焼きと、煮びたし、牛乳。  すいとんは小麦粉を練って作られ、ちくわ、シイタケ、ハクサイ、ニンジンなど具だくさんの汁で提供。1年1組の教室では「うどんの麺みたい」「味がしない」「中身が入ってないよ」など、さまざまな反応があった。  この日は、各クラスの代表児童が給食室を訪れ、調理員に「いつもおいしい給食を作ってくださって、ありがとうございます」「これからも、よろしくお願いします」など大きな声でお礼の言葉。みんなで感謝をつづった寄せ書きも手渡した。  同週間中の給食時間には、給食委員が作製した給食の歴史を伝える紙芝居や郷土料理の紹介、食べ物クイズ、先生へのインタビュー映像などが放送される。

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