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長野日報社

糸寒天づくり最盛期 伊那の小笠原商店

青空の下、真っ白な糸寒天が次々と並んでいく小笠原商店の干し場

 伊那市東春近田原の小笠原商店で、冬の寒さを生かした糸寒天づくりが最盛期を迎えている。県内で唯一、天然糸寒天を製造販売する同社。良く晴れた24日朝も天日干しの作業が進められ、天竜川沿いにある約1万平方メートルの干し場が次第に白く染まった。

 原料となるテングサを大釜で煮て、やや太めのところてんを畳サイズの木枠に乗せて干す。朝晩と日中の寒暖差で一定期間、凍結・乾燥を繰り返すと仕上がる。主に高級和菓子店でようかんの材料に使われている。

 この日の伊那の最低気温は氷点下にならず、4月上旬並みの朝に。今季は暖冬と言われているが、「年末から適度に冷え込んでおり、生産は比較的順調」と同社。作業効率を悪くする雪が少ないことも歓迎する。生産は3月まで続けるという。

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