市の名前由来になった「城」の模型展示 　新城市役所本庁舎１階に21日、市の名前の由来になったとされる「新城城（しんしろじょう）」の復元模型の展示と関連する和菓子の販売をする「しんしろギャラリーカフェ」が登場した。30日まで公開している。

　来庁者にあまり知られていない情報を発信しようと市が企画。 　復元模型は昨年９月に設楽原歴史資料館が制作。宗堅寺（同市宮ノ前）に所蔵されている江戸時代末期の新城城の古図をもとに復元した。同館の企画展で展示していたが、かつて城があった場所の近くに建つ庁舎で展示することになった。 　あわせて、同市と市商工会、奥三河観光協議会で展開する「和菓子が似合うまち新城　山湊河岸」のＰＲも行っている。市内で和菓子販売店が点在して定評がることから一堂に集めて販売することにした。活動では８店舗が加盟しており、販売は３店舗前後が毎日午前10時半から午後１時半まで行っていく。 　一方、地元の新城地域自治区で行う「新城まちなか映画祭」（２月２、３日、新城文化会館）の紹介やチケット販売も行っている。