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寒天のヒミツ教えます 茅野市でガイドウォーク

 諏訪地方の冬場の伝統産業の寒天を身近に感じてもらおうと、茅野市のちの観光まちづくり推進機構は20日、寒天製造販売の「イリセン」(諏訪市四賀)と協力して茅野市北山の同社生産工場で製造工程を案内する「白銀の寒天畑ガイドウォーク―ヘルシーでクリアな寒天のヒミツに迫る」を始めた。

 地元ならではの食文化、寒天の魅力を工場見学や作業体験を通して案内する。2月24日まで6回開く。初日は茅野市、岡谷市、松本市、東京都から親子など8人が参加。工場内でテングサを煮る大釜などを見学、寒天を屋外の干し場に並べる「天出し」作業も体験した。

 同社社長の茅野文法さん(38)が案内した。諏訪地方で寒天産業が盛んなのは「カチカチに凍らせる寒さと乾かすための晴天率が高いこと」などと説明し、寒暖差のほか、地下水が豊富なことも重要とした。「世界中でテングサは採れなくなり寒天自体の価格も上がってきている」とも指摘。「(製造過程で)折れたりして3割ほどのロスが出る」とも解説した。

 参加者は工場内を見て回り、直径約2・5メートル、高さ約3メートルのテングサを煮る大釜に近づくと「海のにおいがする」とも。干し場では雪の舞う中、「もろぶた」と呼ばれるケースからプリプリした生寒天を一人ずつ取り出し、折れないように注意して慎重に並べた。寒天を使ったスープの試食もあった。

 伊那市出身で寒天の製造工程を知りたいと参加し、寒天を並べるとき手がかじかんだという佐々木真夕子さん(25)=茅野市=は「寒い中、こんなに手間暇かけて作っているとは知らなかった。今度食べるときはありがたいと感謝していただきたい」と笑顔で話した。

 ガイドウォークは今月27日と2月3、10、17、24日にもある。料金は1人1000円(3~12歳は500円)。定員は各回20人。問い合わせ、申し込みは、ちの旅案内所(電話0266・73・8550)へ。

折れないよう慎重に生寒天を並べる参加者

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