市民団体が交流 　地域で活躍している市民団体が親睦を深める「第15回あつみＮＰＯの集い」（東愛知新聞社など後援）が20日、田原市渥美文化会館であり、市内のＮＰＯ法人（特定非営利活動法人）など43団体が交流した。 　あつみＮＰＯネットワーク（森下静子会長）が、各団体のネットワークの拡大や、市民のボランティア意識向上を目指し行っている。

　各団体は、パネルでの活動紹介や手作り品のバザーのほか、無意識の差別や偏見をチェックするワークショップや混声合唱、吹奏楽演奏などをステージで発表。また、パーソナリティーの矢野きよ実さんが「動けばつながる－みんなでつくろう　地域の未来を」と題し、基調講演を行った。 　同市立福江中学校の「ドリームの会」は生徒約１４０人が参加するボランティアグループで、この日は１、２年生の生徒８人が地域住民が育てたラベンダーで作った石けんなどを販売。集いの会場設営や受付も手伝い、大活躍だった。 　１年の原美鈴さん（12）は「地域の人が仲良くなれるまちになってほしい。その活動の手伝いをしたい」と意欲を話していた。