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紀伊民報社

富田川干上がる アユへの影響心配

瀬切れで干上がった富田川(上富田町市ノ瀬で)

 昨年10月以降、和歌山県の紀南地方で雨が少なく、富田川では近年にない大きな瀬切れが起こっている。漁協関係者は「昨秋から雨が少なく、アユのふ化と流下がうまくいったか心配だ。遡上(そじょう)が始まるまでにまとまった雨が欲しい」と気をもんでいる。
 アメダス観測点のデータによると、富田川上流の栗栖川(田辺市中辺路町)では、昨年10月の降水量が98・5ミリと平年値(171・2ミリ)を大きく下回った。11月はさらに少なく、平年値の3割ほどの39・5ミリだった。12月は79・5ミリで平年値をわずかに上回った。1月に入ってからもまとまった雨は降っていない。
 富田川漁協によると、富田川では11月後半から瀬切れが広がったという。上富田町生馬から市ノ瀬までの広範囲で起こっている。市ノ瀬橋から見ても下流域は水が確認できない状態。同漁協は「少しぐらい降っても地中にしみこんでしまう。これほどひどいのは近年なかった」と話し、今春のアユの遡上に影響しないか心配している。
 県内水面試験地(紀の川市)は「いまの瀬切れは、海にいる稚アユに直接影響はないと思うが、遡上時には水量が必要になる」と話している。

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