平成最後の年越し そば店せわしなく 帯広

年越しそばの準備に追われる帯広市内のそば店(開拓舎)
帯広市内のそば店「蕎麦処 開拓舎」(麻生伸店長、東1南5)では31日、持ち帰り用と店内で提供する分を合わせて約350食分を用意し、スタッフ3人が満面の笑みで次々と訪れる来店客を迎えた。
2013年春に開店し、毎年持ち帰り用の年越しそばを提供してきたが、今年初めて、もりそばとかけそば限定で大みそかに店内でも提供することにした。「『店で食べたい』というお客さんが多かったので」(麻生店長)と期待に応え、店内には開店からそばの奥深い香りが立ちこめた。
提供するのは大樹町産の「十勝海霧そば」。今年は天候不順で収穫量は少なめだったというが、麻生店長は「霧が多かった分、ミネラル豊富でおいしいそばになった」と話し、「お客さんには、おいしいそばを食べて元気になってもらい、来年も健康な1年にしてほしい」と願いを込めた。
関連記事
東三河に春を呼ぶ「豊橋鬼祭」開幕 青鬼が出動
国重要無形民俗文化財「豊橋鬼祭」が10日、豊橋市八町通3の安久美神戸神明社で始まった。厳しい寒さの中、裃(かみしも)姿の氏子と青鬼が「アオーッ!アオーッ!」と威勢のいい掛け声とともに出動し、町内を...
国学院が連覇達成 宮古島大学駅伝 2位順天堂、3位青学
宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2025(主催・同実行委員会)が9日、市陸上競技場を発着点とした6区間82・0㌔で行われ、国学院が最終区で順天堂を逆転し、4時間8分38秒で2連覇を達成した。2位は28秒差...
諏訪湖の広範囲が結氷、御神渡り「赤ちゃん」も確認 7季ぶり出現へ望みつな..
長野県の諏訪地方は9、10両日、寒気と放射冷却で朝の冷え込みが強まり、諏訪湖は広い範囲が結氷した。御神渡り(御渡り)の判定をつかさどる諏訪市小和田の八剱神社は9日朝、今季初めて高台からも観察し...