SLやまぐち号、今年ラストラン ファンに感謝

今年のラストランを一目見ようと訪れた来場者たち(新山口駅で)
SL「やまぐち」号のファン感謝祭は、今年のラストランとなる24日、JR新山口駅で開かれた。子どもから大人まで多くのSLファンが訪れ、車体を写真に収めるなどして来春までの別れを惜しんでいた。山口線SL運行対策協議会(三坂啓司会長)主催。 三坂会長が「運行を休止するなど多難な一年だったが、復活できたのはJR西日本や全国のファン、沿線の方々のおかげ。厚くお礼を申したい」とあいさつ。D51形蒸気機関車が入線した後、機関士、機関助士、車掌に感謝の思いを込めて花束が手渡された。出発時にはカメラのシャッターを切る音が響き、手旗を一生懸命振って見送る子どもたちもいた。 今年は豪雨災害の影響で、6月末から9月末まで約3か月にわたって運休するなど、トラブルにも見舞われた。山口線で復活してから40年の節目となる来年は、3月23日から運行が始まる。
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