お年寄りに中学生が年賀状 健康、幸せ願う
上南部中学校の生徒が地域のお年寄り宛てに書いた年賀状(みなべ町東本庄で)
和歌山県みなべ町東本庄、上南部中学校(山本仁史校長、112人)の生徒が地域のお年寄り宛てに年賀状を書いた。手書きで、勉強やスポーツに頑張っているという学校生活のことを知らせるとともに、お年寄りの健康や幸せを願った。
同校では高齢者体験学習をしたり、福祉施設を訪問して伝統の太鼓演奏を披露したりもしている。これまでは、A4サイズの「ジャンボ年賀状」を作って元日から3日にかけて生徒が配ってきたが、今回から通常の年賀ハガキを使い、郵便局から送ることにした。
書いたのは校区内の80歳以上に宛てた計382枚。1人3~4枚書いた。「昨年は充実した学校生活を送ることができました」「3月に高校受験があるので、いまは勉強に励んでいます」「今年も健康で過ごせるようにお祈りしています」「明るく楽しい一年でありますように」などと書き、えとの亥(い)のかわいらしい絵も添えている。
生徒会長の3年、清水葵士君は「お年寄りに読んで元気になってもらえるようにと思いながら書いた」といい、山本校長は「高齢者のことを思い、気持ちを伝えること、続けていくことが大事だと思う」と話した。
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