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JR新潟駅 全列車同一ホーム乗り換えへ

 JR新潟駅での羽越本線特急いなほと上越新幹線の同一ホーム乗り換えが、来年3月のダイヤ改正に合わせ、全ての定期列車に拡大されることになった。いなほの上下7往復14本のうち、現行は上り5本、下り6本が同一ホームでの平面移動による乗り換えとなっており、JR東日本はこれを全14本に拡大する。羽越本線と上越新幹線を乗り継いで首都圏と行き来する利便性がさらに向上し、交流拡大による庄内地域の観光振興に弾みがつく。

 JR東日本新潟支社が14日に発表したもので、来年3月16日(土)のダイヤ改正に伴い実施される。ダイヤ改正では併せて、上越新幹線の一部に「E7系」の新車両を導入する。E7系は北陸新幹線で使用されている車両で、上越新幹線の新潟―東京間の「とき」では4往復を運行。このうち上りのいなほ2、10、12号、下りの5、9号が接続するときがE7系となる。

 新潟駅でのいなほと上越新幹線の同一ホーム乗り換えは、同駅周辺の連続立体交差事業による在来線高架化に伴うもの。在来線ホームを新幹線ホームと同じ高さにした上で、特急いなほが止まる5番線と新幹線の11番線が同一ホームとなり、今年4月15日から平面移動での乗り換えが可能となった。利用者からは「階段を使わずに乗り換えができ、とても楽になった」といった声が上がり、利便性が高まった。

 いなほと同一ホームとなる新幹線の11番線は12両編成までの乗り入れのため、現行の乗り継ぎが16両編成の新幹線の場合は階段移動が必要となっている。3月のダイヤ改正による12両編成の新車両E7系の導入に合わせ、いなほの全14本の同一ホーム乗り換えが実現する。

 新潟県と庄内地域を対象にした大型観光キャンペーン「新潟県・庄内デスティネーションキャンペーン(DC)」が来年10―12月に本番を迎える。これを前に、特急いなほの全定期列車が上越新幹線と同一ホーム乗り換えで一体化する形となり、利便性のさらなる向上により首都圏からの誘客促進が期待される。

特急いなほ(左)と上越新幹線(右)が、自動改札機を介して平面移動で乗り換えできる。来年3月のダイヤ改正で、いなほの全定期列車に同一ホーム乗り換えが拡大する=4月15日、JR新潟駅

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