GCF返礼品の40年熟成十勝ブランデーを瓶詰めする町ブドウ・ブドウ酒研究所の職員
池田町がワイン城改修経費の一部をインターネットで募る「ガバメント・クラウドファンディング(GCF)」(10~12月)で、寄付者への返礼品とする秘蔵の40年熟成十勝ブランデーの年内発送分が20日、町ブドウ・ブドウ酒研究所(安井美裕所長)の製造工場で瓶詰めされた。10、11月中に入金があった分として、12本が間もなく寄付者の手元に届く。
40年熟成十勝ブランデーは「The Pride of Tokachi(十勝の誇り)」。同研究所の職員らでつくるプロジェクトチームが名付けた。オブザーバーの安井所長は「過去最高の40年熟成の特別な十勝ブランデーなので、プレミア感あふれるものに仕上げた」と話す。
この日夜、同研究所職員らが涙のしずくを模した特殊形状の瓶(700ミリリットル入り)にブランデーを注入した。瓶には1本ずつブランデー名やシリアルナンバーなどがエッジングされており、道産材のムクの木箱に入れて届けられる。
GCFは21日午前現在で1279万1000円(164人)で、目標(2000万円)達成率は64%。このうち「The Pride of Tokachi」が返礼品となっているのは18本(年内発送分含む)で、12月入金分は年明けに順次発送される。
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