
テンホウ辰野店の垣内社長(右)にアイデアを提案する児童ら
長野県辰野町と住民が協働で進める「日本のど真ん中」プロジェクトで、辰野西小学校6年勇組の児童30人が考えた「ど真ん中ラーメン」が、来年1月7日から地元飲食店で期間限定メニューとして提供されることになった。児童が20日に同町宮木のテンホウ辰野店(垣内博志社長)を訪ね、1品ずつアイデアを発表。自由な発想と熱意に打たれた店側が、全品の商品化を決めた。児童らは「町を知ってもらうきっかけになれば」と、プロジェクト商品の第1号へ期待を膨らませている。
同クラスでは、日本の中心に位置する町のPR戦略を立てようと、町が今月まで全3回開いた「日本のど真ん中作戦会議」に自主参加。大人の輪へ飛び込んで商品、イベント、キャラクターなどのアイデアをぶつける中で、幅広い世代をターゲットにど真ん中ラーメンを提案した。
今回は、同じくど真ん中ラーメンを開発中だった同店が児童の活動を知り、11月末に「子どもたちと一緒にラーメンを作りたい」と声を掛けて共同開発が実現。児童らは改めてど真ん中をテーマに味や素材、盛り付けなどを考え、イラストを描き上げた。
同店での発表では、児童がイラストを示し、煮卵やなるとを中心に置いて「ど真ん中」をデザインしたり、もやし、ネギをピラミッド型に積んで象徴の大城山の景観を表したりと、趣向を凝らした一品をアピール。しょうゆやみそなどのスープも要望した。
垣内社長(50)は「みんなど真ん中について真剣に考え、どのメニューもおいしそうだった。地元店への愛情にも応えたい。全部作ります」と宣言。店内は、緊張の面持ちで講評を聞いていた児童らの歓声であふれ返った。
今後は、同店で試作をして1月7日から約2カ月間のカレンダーを組み、1人のメニューにつき2日間の期間限定で提供する予定。素材によって価格、提供数とも異なる。
男子児童は「緊張したけれど、思いをストレートに伝えることができた。『これ、ど真ん中だね』と話題になるようなラーメンにしてほしい」と笑顔を浮かべていた。
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