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伊良湖岬小の校歌額除幕

開校後、3年間の卒業生が一文字ずつ彫って出来上がった校歌額。左は太田さん=伊良湖岬小学校で

 岬小の校歌、永遠に-。田原市立伊良湖岬小学校で、この春巣立つ6年生ら3年間の卒業生らが順番に歌詞を彫った木製校歌額が完成し、13日、除幕式が作詞作曲した渥美半島夢大使のサックス奏者太田剣さん(47)=同市出身、川崎市=を迎えて開かれた。幕が引き落とされると、全校児童らが校歌を歌い、元気な歌声を響かせた。  同小は2015(平成27)年、和地、堀切、伊良湖3小学校の統合で誕生。校歌も新しくつくられ、開校以来、6年生が卒業記念として3番ある歌詞を1番ずつ担当し、3年目の今年、卒業生のリレーによって彫り上がり、校歌額が出来上がった。  1人が9センチ四方の木片に一文字ずつ彫り、今年の6年生27人は1月から作業を開始、文字を浮かび上がらせた。卒業生計104人が携わった校歌額は、体育館の舞台わきに掲げられた。  式には全児童148人が参加し、6年・小久保敬太君は「気持ちを込めて丁寧に彫りました。全ての卒業生の思いがこもった素晴らしい出来具合にびっくり。これからも心を込めて歌い続けてください」と呼び掛けた。  渡邉宏光校長は「伊良湖岬小は歴史の浅い学校。新しい宝物として長く守り、校歌額を大切にしていきましょう。学校の歴史の1ページを飾る記念の式です」と述べた。  太田さんは「額を作ってくれてありがとう。何十年と校歌を子どもたちに歌ってもらえるのがうれしい」と感謝を込めてあいさつした。  伊良湖に近い福江小、福江中学校を卒業した太田さん。本格的に作詞をするのは初めてだったそうだが、古里への思いは深い。「校歌は、1番が浜木綿(ハマユウ)や潮騒などの伊良湖の風景、2番は学校や友達、3番は未来へ強く生きてほしいという内容。生まれ育ったこの土地が好きで、子どもたちもここに生まれて良かったとという気持ちを持ってくれれば」と願っていた。  伊良湖岬小は2021年度中に移転が計画されているが、校歌額は移転先にも引き継がれる。

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