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長野日報社

輝く冬の長谷に感動 大きなXマスツリー登場

光輝くクリスマスツリーの下で歌声を響かせる都市住民や長谷地区の住民ら

 伊那市長谷の道の駅「南アルプスむら長谷」に15日、大きなクリスマスツリーがお目見えした。都市住民に長谷地区の魅力を体感してもらうモニターツアーが同日から2日間の日程で始まり、1都4県からの参加者11人と地域住民が手作りの間伐材オーナメントを一緒に飾り付け。カウントダウンに合わせてイルミネーションを点灯し、澄み切った冬空の下で感動を共有した。

 長谷地区に関わる男女3人が受講した「いなたびスクール」(県、市主催)から生まれた企画。「林業の村」と言われた長谷地区にちなんで木をテーマとしており、参加者はこの日、輪切りにした間伐材の板に絵を描いたり色を塗ったりして、モミの木に飾るオーナメントを作った。

 長谷溝口の住民でつくる溝口未来プロジェクトは、切り株を使った雪だるまの置き物づくりを指導。長谷の子どもたちも大勢訪れ、事前に手作りした間伐材オーナメントを飾り付けた。

 点灯式では、サンタ帽子をかぶった長谷中学校音楽部の9人がクリスマスソングを披露。モミを含めた6本の木が光輝くと歓声や拍手が沸き起こった。モミの木は高さ約6メートル。道の駅によると、「いつかツリーにできたら」との思いを込めて植えたといい、平成最後の冬にその願いがかなった。26日夜まで点灯を続けるという。

 三重県津市の会社員長尾美菜子さん(41)は「山の美しさ、切り株に穴を開けるなどの普段はできない体験…。感動の連続です」。長男で小学2年生の康佑君(7)は、間伐材オーナメントに「飯田線の車両を描いたよ」とうれしそうに話し、「ツリー、めっちゃきれい」と喜んだ。

いなたびスクール受講生の1人で、今回のツアーを企画した市地域おこし協力隊の田中聡子さんは「冬の長谷の新たなシンボルになればうれしい」と話した。

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