通行人に募金を呼び掛ける子どもたち（米屋町商店街で）

　山口市の野田学園幼稚園（有馬重人園長）の年長、年中児３２人は１３日、米屋町商店街で、日本赤十字社のキャンペーンに合わせた「海外たすけあい」街頭募金活動を行った。手作りの募金箱や旗を持ち、大きな声で通行人に呼び掛けた。 　紛争や自然災害、病気などに苦しむ海外の人々への支援を目的に、１日から２５日まで行われているキャンペーン。子どもたちは画用紙、牛乳パックなどで作った募金箱や旗を手に、「募金お願いします」と大きな声でアピール。通行人は、かわいらしい子どもたちの呼び掛けに、ほほ笑みながら協力した。 　同園は、県内１５２の幼稚園や保育園、小・中・高校が参加する「青少年赤十字加盟園」の一つ。毎年、募金箱を園内に設置するなどしてキャンペーンに協力。今年は子どもたちの発案で初めて街頭募金を行い、１万５４４１円が集まった。