山口宇部空港に大型の帆船模型

力作が並ぶ会場(山口宇部空港で)
帆船工房「舟小屋」の寺井勝代表による木製帆船模型の展示会が、山口県宇部市山口宇部空港国内線ターミナルビル2階で開かれている。大航海時代に活躍した戦艦、探検船など12隻が並び、訪れた人たちは、細部までこだわった作品に圧倒されている。17日まで。 寺井代表は模型作製歴20年以上のベテラン。これまでに完成させた作品は40隻を超える。期間中の午前10時から午後4時までは会場で模型作りを実演。「模型作りに必要なのは根気と熱意と技術と感性。どれか一つでも欠けると、満足のいく作品は完成しない」と話す。 初公開の一つ「サンタ・マリア号」は、冒険家コロンブスが1492年にインドを目指して船出した際に乗り込んだとされる探検船。3本のマストに四つの帆、船尾にあるラテンセール(三角帆)が特徴的。未開の地を目指して旅出ったコロンブスたちの熱い思いを込めた。 時間は空港開場時間の午前7時~午後9時40分(最終日は3時)。
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