新政府専用機お披露目 航続距離伸び快適さ増す-空自千歳基地

報道公開した次期政府専用機(右)。左は現在の政府専用機
千歳市平和の航空自衛隊千歳基地で6日、次期政府専用機ボーイング(B)777―300ER型機が初めて報道公開された。機体の概要などを担当者が説明し、機内の一般区画と随行員区画をお披露目した。
政府専用機B747―400、愛称ジャンボの2機は2018年度末で退役し、19年4月1日からB777の2機が運航する。うち1機は8月17日に千歳基地に到着し、運用する特別航空輸送隊(富崎秀樹司令)が飛行訓練などを積んでいる。
B777のサイズは全長73・9メートル、全幅64・8メートル、全高18・5メートルで、従来機と比べて若干細長くなった。エンジン数も現行型の4基から、2基の双発機に変わった。巡航速度は従来機と同等の時速約900キロで、航続距離は約1割増しの約1万4000キロとなった。
この日は航空幕僚監部が報道公開し、新聞、テレビ、専門誌などの記者ら約50人が参加した。格納庫前に新旧の機体を並べて公開し、機内の一般区画と随行員区画の撮影を許可。貴賓室や秘書官区画、操縦席などは警備や保全を理由に公開しなかった。
公開した区画のうち、首相らを同行取材する記者らが乗る一般区画は、民間機のプレミアムエコノミークラスと同じ仕様で、座席数は85席と従来と比べて4席減。首相の随行員らの区画はビジネスクラスと同等で、21席と12席減となったが快適さが増し、6席の会議室も同区画隣に備えた。
記者説明で富崎隊司令は「輸送隊は1993年に部隊編成されて以来、天皇・皇后両陛下や首相などの輸送任務を実施してきた」などと振り返り、「B777の訓練を部隊全員で実施している」と強調。同隊約150人態勢で19年度の運用開始に万全を期す心構えを示した。
空幕によると、次期政府専用機の残る1機も12月中、早ければ来週にも千歳基地に到着する。従来機は来年3月末の退役後、利活用などは現時点では未定としている。

明るく広々とした会議室
関連記事
津波対応で職員配置格上げ 地域防災計画を改定
和歌山県田辺市防災会議が16日、同市東山1丁目の市役所であり、津波警報や注意報発表時の職員配置体制の変更などを盛り込んだ地域防災計画の改定案が承認された。警報時は5段階で最大の体制、注意報では...
音更町産「キクラゲ」中国料理店が採用 「肉厚」高評価 美珍樓や桃酔
帯広市内の中国料理店「美珍樓」(西18南4、鈴木邦彦社長)は5日から、音更町産の生アラゲキクラゲを主菜にしたメニューの提供を始めた。 アラゲキクラゲは、町内で木質チップの製造・販売などを...
明治-平成のひな飾り50組、3月8日まで大殿で散策イベント「ひなさんぽ」..
山口市大殿地域で、文化施設や呉服店の店頭に飾られた人形を観賞しながら、町を散策するイベント「大殿ひなさんぽ」が開かれている。明治から平成にかけて作られたひな飾り50組が下竪小路の十朋亭維新館や周...
鶴岡食材の嚥下食と観光地巡り 初のモニターツアー おいしい料理旅行で訪れる..
鶴岡産の食材を使って提供されている「嚥下(えんげ)食」を知ってもらい、食べ物を飲み込む力が弱くなった嚥下障害がある人にも鶴岡を訪れるきっかけにしてもらおうという嚥下食モニターツアーが16、17日の1泊...

