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長野日報社

SUWAロケット3号機完成 18日打ち上げ

諏訪清陵中生のイラストを表面にコラージュデザインした「SUWA小型ロケットプロジェクト」の3号機

 諏訪地方6市町村や信州大学工学部(長野市)が取り組む「SUWA小型ロケットプロジェクト」は、18日に秋田県能代市で打ち上げる3号機を完成させた。11日、諏訪清陵高校付属中学校(諏訪市)2年生のイラストを基にデザインした機体を岡谷市内で披露した。プロジェクトマネジャーで信大の中山昇准教授(47)は「みんなの夢や思いが詰まったロケットが出来上がり、わくわくしている」と気持ちを高めている。

 3号機は炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製で、長さ2・02メートル、直径10・2センチ、重さ12キロほどの大きさ。「みんなのロケット」をコンセプトとし、同プロジェクトの武井敦子さん(31)=太陽工業=がデザインを担当した。夢やロケット、諏訪などをテーマに、生徒たちが描いた80枚のイラストを組み合わせたコラージュ作品。諏訪湖に浮かぶハクチョウ型の遊覧船や花火、ロケットを囲むたくさんの笑顔などが盛り込まれ、ピンクやオレンジの背景色で仕上げた。中央には機体番号「SRP003-01A」を書き入れた。

 この日は、岡谷市中央町の信大諏訪圏サテライトキャンパスに関係者らが集まり、打ち上げについて説明した。ロケットは、能代市の落合海岸から日本海に向けて打ち上げる。最高時速約970キロで、昨年に打ち上げた2号機と比べて3倍以上の高度3000メートル余が目標。エンジンは固体と液体の燃料を使うハイブリッド型で、気化した燃料を旋回させることで燃焼効率を上げて、推力を向上させたという。

 お披露目には、同校2年生の学年主任武井淳子教諭(47)が訪れ、「素晴らしいデザインで、生徒たちも喜ぶと思う。子どもたちの夢や思いも一緒に空に打ち上がることに感謝したい」と話していた。

 18日午前9時から打ち上げる計画で、気象条件によっては翌日に変更する。当日は岡谷市のテクノプラザおかやでパブリックビューイングを行い、プロジェクトメンバーが解説する予定。入場無料。

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