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長野日報社

伊那谷に冬の訪れ 「ザザムシ漁」解禁

冷え込みの厳しい天竜川本流で「ザザムシ漁」を行う菅沼さん=駒ヶ根市下平

 天竜川漁業協同組合(長野県伊那市)管内の天竜川で1日、伊那谷に冬の訪れを告げる「ザザムシ漁」が解禁になった。許可を受けた組合員が川へ立ち入り、下流に仕掛けた四つ手網に向かって上流の川底の石を備中ぐわでかき回し、生息する水生昆虫を捕獲した。

 ザザムシは川底の石に巣づくりするヒゲナガカワトビケラやカワゲラ、ヘビトンボなどの幼虫の総称。伊那谷ではつくだ煮などに調理して食べる文化がある。解禁日には駒ケ根市中沢の菅沼重眞さん(82)がベテランの経験を生かして同市下平の天竜川で漁を行った。

 今年は秋に相次いだ台風の増水で虫が流され、水揚げは例年より少なめ。それでも仕掛けた網にはザザムシが次々に流れ込んだ。菅沼さんは「多く捕れた時は甘露煮にして近所で開く会合に持っていく。みんなに喜んでもらえるのでうれしいし、漁に行く励みにもなる」と笑った。漁期は来年2月末まで。

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