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荘内日報社

実証プロジェクトの取り組み紹介

 山形大農学部などが地域食料自給圏をつくり農村の活性化を目指す「庄内スマート・テロワール」の豊穣(ほうじょう)感謝祭が27日、鶴岡市のグランドエル・サンで開かれ、実証プロジェクトの取り組み紹介や地産地消に向けた意見交換などが行われた。

 スマート・テロワールは大手食品メーカー・カルビー(東京)の故松尾雅彦元会長が提唱した農村の未来像。同学部は松尾元会長の支援を受けて2016年度に寄付講座を開設し、地域食料自給圏の形成を目標として教育・研究活動を展開している。3年目を迎え、開発したハムやソーセージなどの畜肉加工品は地元のスーパーで販売を始めている。

 同学部が主催した豊穣感謝祭には関係者ら約100人が出席。取り組み紹介では同学部の浦川修司教授が農産物の規格外品を飼料に活用して豚を飼育する耕畜連携システムで開発した加工食品について紹介。「今後、畑作農家や畜産農家、加工メーカーなどの収益性を提示するとともに消費者を含めた地域住民と連携が必要」と話した。

 また、同学部の桑原良樹助教は庄内地域の加工食品の消費動向についてのアンケート結果を報告。「調査結果を分析し、ニーズに対応した庄内地域産の大豆・バレイショ加工食品の開発と提供につなげたい」と述べた。

 試食会では山形大ブランドのハムやウインナー、月山高原産大豆で作った豆腐料理などが提供された。

庄内スマート・テロワールの豊穣感謝祭が開かれ、実証プロジェクトの取り組みが報告された

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