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紀伊民報社

講師は地域住民 小中校で公開授業

公開授業で、班になって意見を出し合う児童と、その様子を見守るゲストティーチャーの野久保洋子さん(左)=田辺市上秋津で

 和歌山県田辺市の上秋津小学校と上秋津中学校で25日、地域と学校が協力して子どもたちを育む「共育コミュニティ」事業の成果発表会があった。地元の園児や小中学生が、ゲストティーチャーの住民らに教わる公開授業などが開かれた。
 両校と上秋津幼稚園、上秋津公民館などでつくる上秋津地域共育コミュニティ本部が主催。2016~18年度、文部科学省や県と市の教育委員会から研究指定を受けて幼稚園と小中学校、地域の連携を密にする取り組みを進めてきた。成果発表会には、各学校の教職員や保護者、地域住民の約500人が参加した。
 この日はさまざまな分野の公開授業が開かれ、上秋津小6年1組では「この絵、私はこう見る」と題した国語の授業があった。ゲストティーチャーとして、上秋津公民館の「ひまわり絵画サークル」から野久保洋子さんが訪れた。
 児童は野久保さんがイタリアを旅行した際の景色を描いた油絵について、作者が最も伝えたいことは何かを考えた。事前の授業で作品を見て意見を出していたが、野久保さんの話を聞いて最終的に思ったことを発表した。
 絵が奥にいくほど明るくなっていることに着目し「幻想的で楽しさやうれしさを表そうとしている」などの意見が出た。
 最後に、作者の野久保さんが作品で伝えたかったことを話し、「みんな自由に発想してくれるので楽しい。これからも豊かな想像力を大事にして」と語り掛けた。
 愛須敬太君(11)は「何を思って描いた絵なのかを知ることができてよかった。みんなの意見を聞いて、こんなふうに考えているんやと驚いた」と話した。
 他にも、社会や英語、体育などの公開授業や園児と中学生が触れ合う公開保育などがあった。紀伊民報の石井晃編集局長もゲストティーチャーとして参加した。

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