手作りの飾りを取り付ける園児（防長トラベル山口支店で）

　楠木保育園（玉木晃子園長）の年長児２８人が２７日、山口市葵２丁目の防長トラベル山口支店を訪れ、来月市内で運行するクリスマスバスの飾り付けを行った。色紙で作ったリースなどで、バスの内部をにぎやかに彩った。 　年長～年少児が色紙を貼り合わせ、サンタクロースやリース、プレゼント、長靴などを製作。ペンで人間や動物の絵を描いたり、シールを張ってカラフルにしたりして工夫を凝らした。 　年長児は先生に抱きかかえられながら、つり革のポールや手すりに飾りをくくり付けた。 　市内でクリスマスにちなんだイベントが展開される「１２月、山口市はクリスマス市になる。」の一環。バスの飾り付けは防長交通山口営業所が協力する形で始まり、７年目を迎えた。 　井上大輔所長は「今年はどこの路線を走るのかなど、問い合わせもある。地域貢献の一助になれば」と思いを語った。 　１２月１日から２５日までの約１カ月間、県庁前―新山口駅間で運行。土・日曜日と祝日には、サンタクロースの乗務員も登場する。