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世界かんがい施設遺産「北楯大堰」 未来へ引き継ぐ

 庄内町の「北楯大堰」が世界かんがい施設遺産に登録されたことを記念した祝賀会が26日、同町の庄内たがわ農協新余目支所で開かれ、関係者が北楯大堰の登録を祝い、その重要性を再認識するとともに、今後の施設の維持管理への機運を高めた。

 祝賀会には施設使用者の最上川土地改良区の組合員をはじめ、県や町関係者ら合わせて約90人が出席した。初めに最上川土地改良区の田澤伸一理事長が「今年8月、北楯大堰が世界かんがい施設遺産に登録され、11月20日、登録証を受領してきた。今回登録にたどり着けたのも国、県、関係各位のご支持のたまもの。あらためて感謝する」とあいさつ。

 来賓祝辞などに続いて北楯大堰の歴史などを紹介するビデオとスライドを鑑賞。北舘神社の北楯利久宮司が「先人たちのたゆまぬ努力で引き継がれてきた北楯大堰が高い評価を得たことはとても喜ばしい」とあいさつし、乾杯した。

 北楯大堰は狩川城主・北館大学助利長公が、1612(慶長17)年、水不足で困窮する領民を救うため10年間にわたり水源を探し求め、立谷沢川から取水することを計画し、難工事の末、完成させた。今年8月、本県の施設で初めて「世界かんがい施設遺産」に登録された。

北楯大堰が世界かんがい施設遺産に登録されたことを記念した祝賀会が開かれた

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