全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

注連寺境内に「鉛筆碑」

 鶴岡市大網の注連寺(佐藤弘明住職)の境内にこのほど、「鉛筆碑」が建立された。注連寺の大天井画の鉛筆模画の縮小版を手掛けたマック美術研究所(東京都)代表の田中昭さん(73)が、鉛筆画のペンシルワークの普及を願うとともに、使い終わった鉛筆に感謝し納めてもらおうと建立した。

 今月5日に注連寺境内で行われた建立式には、田中さんの他、ペンシルワークの第一人者で美術家の木下晋さんも参列した。木下さんは注連寺の大天井画「天空之扉」(1989年、墨絵)を手掛けており、2人の作品は拝観時に見ることができる。

 鉛筆の碑は、鉛筆メーカーの創業の地の新宿区内藤町にあるほか、学校などで設けているところもある。注連寺の鉛筆碑には、えんぴつ記念日(5月2日)にちなんだ「5・2」と「ペンシルワーク」の文字が刻まれており、碑前には使い終わった鉛筆を納める所を設けている。また碑の左脇の石板には「世界各国民族を超え子供から年配者迄みんなが使っている鉛筆に感謝すると共に筆記具を超えて未だ見ぬ多様で奥の深い表現を開拓する 鉛筆は今 長い眠りから覚め日本からペンシルワークとして再出発しています」と、田中さんが建立に寄せた思いが刻まれている。

 田中さんは「木下さんによって鉛筆画の大作が描かれるようになり、ペンシルワークというジャンルが確立していることを多くの人に知ってもらいたい。絵を描く人や美術部の学生など、思いがあり捨てられない鉛筆を納めてもらえれば」と語った。木下さんは「私にとって鉛筆は表現の源、商売道具であり大切なもの。ゆかりがある注連寺に碑ができたことをうれしく思う」と話した。

注連寺境内にある「鉛筆碑」(上写真)田中さん(左)と木下さん=11月6日、致道博物館で

関連記事

「豊橋へ一狩りいこうぜ!」 モンハンのデジタルスタンプラリーイベント開始

 JR東海は、豊橋駅周辺市街地などを舞台に、ゲーム会社「カプコン」の人気ゲーム「モンスターハンター(モンハン)」と連携したデジタルスタンプラリーイベント「豊橋へ一狩りいこうぜ!」を24日にスタートす...

サツマイモやかんきつ類 持ち出しは禁止です 石垣空港で観光客らにパンプ配布

 南西諸島を中心に沖縄県内などで発生し、サツマイモやかんきつ類などの農作物に被害を与えている病害虫の拡大を防止しようと農林水産省那覇植物防疫事務所石垣出張所(河野眞治出張所長)は23日、南ぬ島...

釧路新聞社

25日「北の勝 純米酒」蔵出し 碓氷勝三郎商店【根室】

 【根室】清酒「北の勝」の醸造元、碓氷勝三郎商店(碓氷ミナ子店主)=常盤町1=は25日、「北の勝純米酒」(720㍉㍑)を蔵出しする。  原材料は道産米の吟風で今年2月に仕込んだ。精米歩合は60%でア...

釧路新聞社

弟子屈「旅先納税」を導入 釧根初、電子商品券返礼品に【弟子屈】

 【弟子屈】摩周湖観光協会(渡辺隆幸会長)は23日、旅行先の自治体へのふるさと納税で市町村内の店舗などでの飲食や宿泊、体験の支払いで使える電子商品券を返礼品として受け取れる「旅先納税」を釧路、根室...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク