打ち込んだくいにネットを張る町職員（２１日、白浜町の白良浜で）

　白浜町は２１日、白良浜に防砂ネットを取り付けた。冬に吹く北西からの風で砂が飛散しないようにするためで、白浜温泉街に冬の到来を告げる風物詩になっている。
　町職員が午前９時から作業を始めた。約２メートル間隔で木くいを砂浜に打ち込み、長さ２０～３０メートルのネットを張った。来年３月中旬まで設置する。
　町は江津良浜にも防砂ネットを取り付けた。来年４月に撤去するという。
　防砂ネットの取り付けは１９８２年から続けている。
　白良浜では１２月１日～来年１月１５日の午後５時～１０時、護岸に電飾を飾る催し「シーサイドイルミネーション」がある。町商工会青年部と白浜温泉旅館協同組合が主催する。