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長野日報社

収蔵品題材に「資料館かるた」作製中 伊那市美篶小

収蔵品の写真を厚紙に貼って「資料館かるた」の絵札を仕上げていく美篶小6年生

 伊那市美篶小学校の6年生有志や教職員らが、同校資料館の収蔵品を題材にした「資料館かるた」づくりを進めている。かるたを通して郷土の歴史や風土、民俗、これらに関わる資料を展示する資料館に親しみを持ってもらおうと計画した。開校記念日(12月1日)に併せて今月30日に行う記念式典で、全校児童372人が48グループに分かれてかるた遊びを楽しむ。

 同校には、旧美篶中の木造の旧校舎を利用した資料館があり、農作業や山仕事の道具など数百点の収蔵品は古里を知る教材になっている。かるたには44点を採用し、郷土教育係の一ノ瀬武志教諭がカメラに収めて絵札にした。

 読み札は、6年生の有志や担任教諭、児童会のなかよし委員会メンバーが協力して考えた。美篶地区でかつて盛んに作られた篶竹細工は「こんきよく たけをあんで つくるよ たけざいく」と、細かい手仕事と編み込みが伝わる文章にした。

 冬場の生活必需品だったわらぐつを担当し、「ゆきのひは わらぐつを はいて おでかけだ」と読み札を仕上げた春日佳月さん(12)。「かるた遊びで、美篶のこと、資料館のことをたくさん知ってくれればうれしい」と話している。

 当日は48の縦割り班ごとに絵札を囲み、同委が読み手を務めて進行する。50セットを作る予定。この日を皮切りにさまざまな場で活用していく考えだ。昔の手仕事や郷土の文化にならい、児童たちは写真や文章を入れたシールを1枚1枚厚紙に貼って札を仕上げている。

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