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小坂井高校でノーベル賞大村博士講演

 豊川市の県立小坂井高校(高畑尚弘校長)で15日、日本を代表する研究者らを講師に招く「ASUMIRU講演会」が開かれ、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学特別栄誉教授の大村智博士(83)が講演した。全校生徒や父母、教員ら989人が出席した。  大村氏は独創的な研究で、微生物が生産する500種近い天然有機化合物の発見に成功。このうち26種が医薬、動物薬、農薬、生化学研究用試薬として使われ、感染症の治療・撲滅、生命現象の解明などに貢献したとして、3年前にノーベル賞と文化勲章を受賞した。  「私が歩んできた道」と題して講演した大村氏は、スポーツに打ち込んだ少年期から振り返り、さまざまな恩師との出会いや感銘を受けた言葉を紹介。イベノメクチンとう抗寄生虫薬の開発により、犬のフィラリアをはじめ、アフリカや中南米で流行したオンコセルカ症などの感染症の治療・撲滅にもつなげた功績を紹介した。  取得した特許料を活用し、北里大学に病院を建設したのをはじめ、出身の山梨県韮崎市に美術館や温泉をオープンさせるなど、社会貢献にも積極的な大村氏。「一つ一つの出会いに感謝し、絶えず恩を忘れない。一期一会、健康管理、研究推進の3つに、趣味が入るのが私の心得。いろんな先生に出会い、人を多く育てることができた。やってきたことは間違っていなかったかな」と振り返った。

 講演後は、生徒を代表して服部茜さん(2年)が花束を贈呈。兵藤錦之助さん(同)は「これから苦しいことに直面した時、きょうの大村先生のお話を思い出して頑張りたい」と謝辞を述べた。  同校は生徒自らが「将来を見据えて今何をすべきか」を考える一助となるように、3年間に2回の割合で講演を実施。2016年に続いて、今回が2回目となった。

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