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長野日報社

伊南バイパス全線開通祝う記念プレイベント

駒ケ根市側から三代渡り初めした西村さん家族

 駒ケ根市と飯島町を結ぶ国道153号伊南バイパスの全線開通を祝う記念のプレイベントが11日、最終工区(1・8キロ)の同市福岡と同町田切に架かる「中央アルプス大橋」一帯で開かれた。地元の期成同盟会が主催して両市町の三代夫婦が渡り初めしたほか、銘板を除幕。ステージや物販など多彩な催しもあり、17日に供用開始する同工区を約5千人が歩いて楽しんだ。

 一般道では県内最長になる長さ990メートルの中央アルプス大橋で行われた渡り初め。駒ケ根市側からは同市福岡の西村幸惠さん(77)みすゑさん(77)夫妻、子の典幸さん(50)啓子さん(50)夫妻、孫の明典さん(25)、明日美さん(22)夫妻が歩いた。

 飯島町側からは同町飯島の片桐文雄さん(93)てる子さん(91)夫妻、子の明さん(68)美保子さん(65)夫妻、孫の英俊さん(39)英子さん(38)夫妻が務め、双方の家族が歩み寄り握手も交わした。

 「親戚が飯島町にいるので行き来がしやすくなる」と西村幸惠さん。「めったにできない経験をさせてもらった。今まで迂回していた道が直線になり、より駒ケ根が近くなる」と片桐明さんも笑顔で話した。

 伊南バイパスは、同市町四区から同町本郷までの9・2キロで2001年に着工。最終工区を除く7・4キロはすでに供用しており、全線片側1車線で総事業費は約412億円。

 式典で杉本幸治駒ケ根市長、下平洋一飯島町長は「開通を契機に両市町がさらに手を携えて地域の振興、発展に努める」とあいさつした。

 17日は飯島町の田切中央交差点付近で午前11時から開通式があり、午後3時に供用を開始する。

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