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豊橋で和太鼓のフェスタ

 豊橋市内の和太鼓グループが集い発表する「ええじゃないか! 豊橋和太鼓フェスタ」(実行委員会など主催)が11日、豊橋市のライフポートとよはしで開催された。10回目の節目を記念し、募集した一般参加者による演奏もあり、盛況だった。  年1回開かれ、和太鼓グループが演奏を披露するとともに、親睦を深める場となっている。  この日は、豊橋和太鼓きずなの「きらめき」など32の演目が繰り広げられ、子どもから大人まで幅広い年代のグルーブが日頃の練習の成果を見せた。  初の試みとなった一般参加者による演奏は、初めて太鼓をたたく小学生親子を中心に約100人が、4回の練習を重ね、舞台に立った。  実行委員会長で豊橋太鼓連合会の久美友恵鼓会長と共にフェスタを支えてきた豊丘高校和太鼓部顧問の渡邉耕造さんは「一般市民の皆さんが練習の成果を出して演奏してくれた。今後も継続していきたい」と話していた。  休憩時間を利用してサプライズもあった。東栄町を拠点にする和太鼓集団「志多ら」のメンバーで、この地方出身者による演奏もあった。  その1人で、県立豊丘高校和太鼓部出身の鬼頭沙知さんは「出身地が豊橋で、和太鼓演奏が盛んに行われているのをうれしく思います。和太鼓の響きを通して、市民の皆さんの心がつながり、人の輪が広まっていくのを願っています」と話した。

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