笑顔でそばを受け取る来場者
茅野市の第8回信州八ケ岳新そばまつり(祭典委員会主催)が10日、JR茅野駅周辺の西口弥生通りと東口イベントスペース、宮川かんてんぐら前広場で開かれた。地元のそば店やそば打ち愛好団体、そば生産者グループなど10店が出店。地元産のそば粉を使ったそばを提供し、そば通や家族連れが新そばを堪能した。
そばまつりは八ケ岳西麓産のそばを多くの人に発信するイベント。「もりそば」と「かけそば」を基本に提供する店先には長い行列ができ、飲食スペースには家族連れの笑顔が広がった。イベントスペースでは、そばを打って味わう「そば打ち体験」が人気を博していた。
同日は、駅連絡通路で物販・飲食のエキナカ市と地酒を提供するエキナカ赤ちょうちん、かんてんぐら前ではワイン、どぶろく、甘酒の試飲イベント、駅前ビル・ベルビア2階のワークラボ八ケ岳ではトランクマーケットが同時開催された。地元特産品を集めた40以上のブースが並び、人力車も会場間を行き交い、イベントを盛り上げていた。
祖父母と一緒に3店舗のそばを味わった茅野市米沢小学校5年の伊藤太寿君(11)は「そばにこしがあっておいしかった」。山梨県韮崎市から夫婦で初めて来場した久保田崇さん(31)は「お酒やワインを含めてたくさんのお店があってびっくり。楽しいイベントですね」と話していた。
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