東京で豊橋・普門寺の大黒天像出開帳
豊橋市雲谷町の普門寺にまつられている大黒天像の初となる出開帳が18日、同じ真言宗の東京別院(東京都港区)で行われる。台風による農作物被害が甚大だった今年、五穀豊穣の祈りを捧(ささ)げる。 室町時代に作られた木造の大黒天像は日頃、客殿に飾られ、参拝者の願いを受け止め続けている。 過去には江戸時代に江戸市ヶ谷東円寺での出開帳が計画されていたものの、中止となった。300年前に実現できなかった東京での出開帳について、林義将副住職(30)は「五穀豊穣を願う気持ちは生産地も都会も同じ。人と人の縁を結びたい」と意気込んでいる。 当日朝、林副住職が約50㌢重さ8㌔の大黒天像を抱え、新幹線で向かう。道中もさまざまな人に見てもらう計画だ。 時間は午前10時~午後3時。林隆清住職(63)が書いた出開帳限定朱印を授与するほか、豊橋市内に主力工場があるチョコレート菓子「ブラックサンダー」と同寺がコラボレーションした限定ステッカーも販売する。
関連記事
「かみしほろ」3年ぶり1位 道の駅満足度総合ランキング
旅行情報誌「北海道じゃらん4月号」(リクルート北海道じゃらん発行)の「2024年道の駅満足度総合ランキング」で、「道の駅かみしほろ」が3年ぶりに1位になった。運営する指定管理者の観光地域商社「k...
先端研を核に教育研究活動 3者が6期目の連携協定締結
学校法人慶應義塾と県、鶴岡市は27日、慶應大先端生命研究所(同市)を核とした研究教育活動プロジェクトを今後も共同で推進するための協定を締結した。期間は2024―28年の5年間。協定は今回で6期目。今期は、研...
Aスクエア、4月1日に利用開始 まちづくりの拠点として期待【山陽小野田】
山陽小野田市がLABV(官民協働開発事業体)プロジェクトの核事業として、中央2丁目の市商工センター跡地で建設を進めていた複合施設「Aスクエア」が完成し、4月1日から利用開始となる。公共施設と...
伝統の「送り節」で見送り 教職員との別れ惜しむ 宇検村田検
ハレ おこれーこーれーおーこーれーよー はーまーしょうがーあでおーこーれー(送ろう 送ろう 浜まで送りましょう)。 鹿児島県宇検村田検集落で27日、春の人事異動で集落(シマ)を離れる教職員...