「開運暦」発送作業進む 世界遺産・那智山青岸渡寺
来年の「那智山開運暦」の発送作業をする青岸渡寺の関係者(30日、那智勝浦町で)
和歌山県那智勝浦町那智山の世界遺産・那智山青岸渡寺が、来年の暦「那智山開運暦」の発送作業を進めている。全国の信者に向け、11月上旬までに1万9千部を送る予定。 B6判32ページで、暦のほか、取り組んでいる本堂屋根の保存修理事業も写真付きで紹介している。 発送作業では関係者が封筒の中に開運暦などを丁寧に入れており、高木亮英副住職(68)は「来年のえとのイノシシの如く、勇気を持ってくじけることなく、目標に向かってまい進していただきたいという思いを込めながら発送作業に取り組んでいる」と話した。 那智山開運暦は、希望者へ一部300円(送料込み)で授与する。問い合わせは同寺(0735・55・0001)へ。
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