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宇部日報社

ロボット相撲中四国で宇部工高が2位、全国へ

熱戦を繰り広げる選手(宇部工高体育館で)

 第30回全日本ロボット相撲中国・四国大会は28日、宇部工高体育館で開かれた。高校生、全日本両部の自立型とラジコン型の4部門に142台が出場。地元関係では、高校生の部自立型で、宇部工の「へぶんりー」が準優勝し、11月の全国大会への出場権を手にした。富士ソフト、全国工業高校校長協会主催。生徒、学生、社会人にロボット作りを通して技術の基礎、基本を取得させ、研究意欲の向上と発揮の場を提供するために毎年開催。ものづくりの奥深さ、楽しさを知ってもらうことも目的で、国内最大規模の大会でもある。競技(取り組み)は直径154センチの鉄製の土俵上で行われた。ロボットは幅、奥行き20センチ以内、高さは自由で、重さ3キロ以内が出場できる。土俵から押し出すか、有効な決まり手で勝敗が決まる。「へぶんりー」は、サイズ、重さを最大限に生かした重量型の力士。同高2年の橋口大夢君が操作、3年の山形菜々香さんが補助を務め、巨体を生かした戦法でライバルを打ち負かした。対戦相手によって、使用するプログラムを変えるなどあらゆる手段を駆使し、勝利をつかんだ。高校の全国大会は、11月23日午前11時から福島県郡山市のビッグパレットふくしまで開かれる。

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