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明治神宮に奉納へ スズキのシシャモ-むかわ

奉納するシシャモを手に持つ鈴木社長

 むかわ町花園の水産加工品販売店「スズキ」が今年も、明治神宮(東京)の秋の大祭に町の特産品「鵡川ししゃも」を奉納する。38年連続の奉納だが、今年は胆振東部地震があり、店が被災した。それだけに鈴木譲社長(84)は「シシャモを通じて、むかわの元気を届けたい」と話している。

 鈴木社長は2010年にノーベル化学賞を受賞した鈴木章北大名誉教授の弟。地震で店の商品は散乱したが、建物とシシャモ約4万匹を保存していた冷凍庫は無事。しかし停電していたため、解けるのを防ごうと通電するまでの3日間、扉を開けずに待っていた。シシャモへの影響はなく、9月8日に営業を再開した。

 明治神宮は1963年から全国各地の厳選した特産品を集めて、大祭期間中に奉納品として陳列している。今年で56回目を迎え、11月1日から同3日まで行われる。

 スズキが奉納するシシャモは、昨年に鵡川漁港で水揚げされた子持ちの雌100匹。1週間ほど天日干しでうま味を凝縮させ、ヒノキの箱に入れて28日に発送する予定だ。

 鈴木社長は「災害に負けないで、これからも良い商品を作り、奉納を続けていきたい」と笑顔で話していた。

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