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宇部日報社

ペリカンのカッタ君、メモリアル展始まる

写真パネルを見ながら、カッタ君の活躍を子に伝える父親(27日午前10時半、モンスタで)

 山口県宇部市常盤公園で育ち、市民のアイドルとして愛された雄のモモイロペリカン・カッタ君が天国に旅立って10年。節目のメモリアル展が27日から、ときわ動物園の体験学習館モンスタで始まった。カッタ君の23年間を写真パネルや新聞記事で振り返り、市民が寄せた思い出メッセージなどを展示している。11月11日まで。カッタ君は1985年7月8日、日本初の人工ふ化によって同公園で誕生。名前は、故郷インドのカルカッタ(現コルカタ)にちなんで付けられた。飼育員によって育てられ、人懐っこい性格に成長すると、しばしば近くの幼稚園や学校、海岸に飛んでいくようになった。園児たちの歌に合わせて踊るように体を動かす姿が報道されて全国的な人気者となり、宇部市や常盤公園を有名にした。しかし、2008年7月16日、同公園のペリカン島で息を引き取っているのが見つかった。23歳で、人間でいえば40歳すぎという若さで惜しまれた。会場では、人工ふ化で成長していった様子、幼稚園に飛んでいって子どもたちと楽しく過ごす姿、子育てに専念するイクメンぶりを写真パネルで紹介。家系図では、7羽の子と2羽の孫がいるうち、子と孫1羽ずつが日本平動物園(静岡市)で暮らしているのを伝えている。宮下実園長は「多くの人々に愛され、一方で子煩悩で子孫もしっかり残したカッタ君。人の心の中でも、ペリカンとしても立派に生きた、まれな一羽だったと改めて感じる。ペリカンの放し飼いを再び望む声があるが、鳥インフルエンザの懸念など、カッタ君が活躍した約30年前とは違う状況があるので、それは難しい」と話している。

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