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長野日報社

紅葉グラデーション 岡谷の出早公園で祭り始まる

紅葉の始まった出早公園

 岡谷市長地出早の出早公園で25日から恒例の「もみじ祭り」が始まった。園内のカエデ類は場所によっては美しい紅葉になっており、保護・育成活動に取り組んでいる地元有志の団体「愛楓会」(小松功会長)では、「月末から11月初旬にかけて見頃を迎えそう」と話している。

 出早雄小萩神社の社叢でもある公園には、約20種類、500~600本のカエデがあり、春のカタクリと共に自然豊かな名所として知られている。北側の日当たりのいい場所を中心にきれいな紅葉が進んでおり、緑から黄、オレンジ、赤とグラデーションが楽しめる。

 祭りは11月7日まで。期間中は愛楓会による湯茶の接待がある。今年は、葉の形などからカエデの種類が一目でわかる展示も用意した。岡谷市と下諏訪町の行政、観光関係者らが紅葉の下で交流を深める観楓会は27日に開く。

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