豊橋市で生産量全国一の次郎柿の出荷が、最盛期を迎えている。 賀茂町の生産者坂田至さん(55)の柿畑では、朝からたわわに実った「次郎」の収穫を行っている。坂田さんによると、今年は強い日差しや台風の影響はあるものの、実は大振りで甘みもしっかりしているという。 全国生産の約7割を占める豊橋の次郎柿は、四角張って平らな形で、やや硬めでシャキシャキとした歯ごたえとコクのある甘さが特徴。JA豊橋柿部会では今シーズン、約23万ケース(約2300㌧)の出荷を見込んでいる。 同農協第六事業所の村田英重さんの話では、台風や長雨で大きな被害を受けた昨年とは違い、例年より多少少なめだが甘みも乗っていい出来だという。 来月上旬にかけて、石巻本町のJA豊橋総合集出荷場は選果や出荷作業で大忙しとなる。
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