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紀伊民報社

巡礼道の写真展 姉妹道提携20周年で

世界遺産熊野本宮館で始まったルイス・オカニャ写真展「サンティアゴ巡礼道」(19日、田辺市本宮町で)

 和歌山県田辺市本宮町の世界遺産熊野本宮館で19日、熊野古道とスペインのサンティアゴ巡礼道の姉妹道提携20周年という記念の年に合わせ、二つの道を愛した写真家として知られるスペインのルイス・オカニャさん(1959~2010)の写真展「サンティアゴ巡礼道」が始まった。市と駐日スペイン大使館の主催。入場は無料、12月9日まで。  オカニャさんはスペイン・ガリシア州生まれの写真家で、同州を拠点に世界各国で活動。熊野三山でも撮影し、田辺市内で熊野古道の写真展が開かれたこともある。  今年は、県とガリシア州による姉妹道提携20周年に加え、日本とスペインの外交関係樹立150周年。田辺市はサンティアゴ巡礼道の最終地点であるガリシア州のサンティアゴ・デ・コンポステーラ市と観光交流協定を結んでおり、今年創建2050年を迎えた熊野本宮大社がある本宮町で、駐日スペイン大使館と共同で写真展を開き、二つの巡礼の道のつながりを観光客にPRすることになった。  会場では、駐日スペイン大使館が所蔵しているオカニャさんが遺したサンティアゴ巡礼道の写真35点を展示。巡礼道の風景やサンティアゴ市にある大聖堂の美しい彫刻など、いずれも白黒の作品を展示している。  オープニングセレモニーでは、真砂充敏市長が「二つの道のつながりを深めていく上で大変意義深い。国内外の観光客や地域住民に魅力をPRする絶好の機会」。駐日スペイン大使館のホセ・アントニオ・デ・オリ文化担当参事官も「ますます関係を深めていきたい。この写真展は友好の証し」と述べた。  開館時間は午前9時~午後5時。問い合わせは市観光振興課(0739・26・9929)へ。

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