ちょっと動いた 陸自の偵察警戒車と綱引き-千歳JCふるさとまつり

重さ15トンの偵察警戒車を引っ張る親子
千歳青年会議所(渡部順大理事長、千歳JC)は13日、真々地の私有地で「千歳ふるさとまつり2018」を開いた。大勢の親子連れが集合。歌や踊りのステージをはじめ、子供たちと陸上自衛隊の偵察警戒車との綱引きなどのプログラムを繰り広げた。
千歳の次代を担う子供たちに、楽しい思い出を―という初めての企画。10月例会として開催した。
会場では、和太鼓「結楽」や千産千唱アイドルユニット「小娘」、「studio FIT」の音楽と踊りのステージ、「千歳みらい大志2018」による観光PRも行われた。
「働く車大集合」コーナーには、パトカーや消防車、高圧洗浄車が勢ぞろい。ゴンドラが地上15メートルまで上昇する高所作業車は大人気。順番待ちの長い行列ができた。
同まつりの目玉イベント、陸上自衛隊第7師団第11普通科連隊本部管理中隊が装備する87式偵察警戒車との綱引きには、幼児や小中学生ら60人が参加。偵察車に付けた40メートルの綱を懸命に引っ張った。
総重量15トン。岩のように重い装甲車両だけに、3度目の挑戦には大人も加勢。100人がこん身の力で引っ張ると、偵察車はゆっくり10メートルほど移動。歓声が沸き起こった。
偵察車との綱引き初挑戦の千歳小1年の瀧嶋咲友君(6)は「3回目でちょっとだけ動いた。楽しかった」と瞳を輝かせて話した。
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