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八重山マグロを堪能 空港で大試食会

試食用の八重山マグロを頬張る女の子=12日午前、南ぬ島石垣空港

 10月10日の「まぐろの日」にちなみ八重山マグロ大試食会(石垣市農林水産部水産課主催)が12日午前、南ぬ島石垣空港で行われ、用意したキハダやメバチマグロ200食は、開始早々から観光客や地元住民らが列をなし、30分で品切れになるほど大盛況となった。催しは、石垣市の主要産品の一つであるマグロの販路拡大と知名度向上を目的とした2018年度マグロ類販売力強化支援事業の一環。

 試食会を前に漁業者を代表して、八重山漁協はえ縄マグロ船主会の田中博幸会長は「沖縄県はマグロの水揚げが全国3位。有数のマグロ産地として、多くの方に生マグロの味を知ってもらいたい」とあいさつした。

 用意されたマグロは今後のブランド確立に向け、はえ縄、パヤオ、集魚灯の漁法別に味比べができるように分けられ、観光客らはそれぞれの味を堪能。どの漁法で取れたマグロがおいしかったか投票も行われ、パヤオ漁マグロの人気が高かった。

 静岡県から家族3人で訪れた飯塚正人さん(26)は「集魚灯で取れたマグロが柔らかく味もしっかりしていて、静岡で食べるマグロのようにおいしかった」と満足した様子。  市水産課の金城安和課長は「石垣市の水産業でマグロはモズクに次ぐ2番目の水揚げ量。これからも観光客や地元にマグロをPRして認知度を高めたい」と意気込んだ。

 八重山漁協によると、これから冬にかけて海水温が下がり、マグロにも少しずつ脂がのってくるという。17年度、マグロ類の年間の水揚げ量は439・093㌧(前年度比3・954㌧減)、3億7080万円、18年度は9月末現在で299・838㌧、3億3856万円となっている。

 まぐろの日は神亀3(西暦726)年10月10日、山部赤人が聖武天皇のお供をし現在の兵庫県明石市を訪れた際に、マグロ漁で栄えるこの地の様子を歌に詠んだと伝えられ、日本かつお・まぐろ漁業協同組合連合会が1986年にまぐろの日と定めた。

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