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JALグループ 4月に食物アレルギーツアー

食事メニューに含まれるアレルギー物質を厳しくチェックするツアー関係者ら=5日午後、市新川のビーチホテルサンシャイン

 JALグループは、4月1日から2泊3日の日程で、石垣島では初となる食物アレルギーを持つ人とその家族が対象のツアー「JAL・JTAで行く、食物アレルギー対応ツアーin石垣島」を催行する。ツアー開催に向け5日午後、関係者によるツアー中の食事メニューの試食会が宿泊先となる石垣市新川のビーチホテルサンシャインで行われ、料理中に含まれるアレルギー物質のチェックなどが行われた。  同グループは2010年から同様のツアーを催行しており、県内では4回目。過去にツアー参加者の先島への関心が高く、催行を模索したところ、石垣島の観光や医療関係者らの協力で実現した。今回は重度の食物アレルギー症状を持つ人とその家族計35人が参加し竹富島でも観光を楽しむ。  試食会では、ツアー催行に協力するNPO法人食物アレルギーの子を持つ親の会、イオントップバリュ、(株)生活品質科学研究所、メニューを作る同ホテルの料理人など関係者13人が参加し、食材や厨房内の調理器具、サービスにいたるまで、含まれる可能性のあるアレルギー物質を厳しくチェックした。  同ホテルの赤城陽子総支配人は「八重山調理師会の後押しもあり受け入れを決めた。アレルギー物質を取り除くための調理器具の清掃など県外に行かないと学べないことを勉強できる」と話した。  同ホテルの安里昇料理長は「修学旅行生への食材対応はあるが、ツアー全体は初めて。使用する調味料もチェックを受けた。事故なく無事に終われば」と笑顔を見せた。  NPO法人食物アレルギーの子を持つ親の会の武内澄子代表は「食物アレルギーの人が旅行をするのは非常にハードルが高い。食物アレルギーに関する知識が、受け入れ観光地やこの地域全体に広がっていけば」とツアー催行への思いを語った。

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長野日報社

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