県内外から日本酒ファンが楽しんだ初日の「上諏訪街道・秋の呑みあるき」
諏訪市の国道20号沿いにある酒蔵5蔵を巡り日本酒を楽しむイベント「上諏訪街道・秋の呑みあるき」(同実行委員会主催)が6日から始まった。安全対策などの面から春と同じ2日間開催し、各日限定2000人。チケット完売の初日は、県内外から左党が訪れ、各蔵自慢の地酒を秋晴れの下で味わった。7日も午後1時~5時に行う。
今回は、泥酔対策や混雑解消のため、試飲回数無制限からコイン引き換え制にし、当日券販売も廃止し前売りのみとして刷新した。従来のアクリル製のますをグラスに変更し、香りと口当たりの良さを楽しんでもらった。
初日はイベント開始前から舞姫、麗人酒造、酒ぬのや本金酒造、伊東酒造、宮坂醸造には人だかりができた。秋限定酒に関心が集まり、鹿肉や寒天、ワカサギなどの信州の味覚を楽しむ家族連れも多かった。
職場の仲間9人と参加した東京都の内村紋歌さん(27)と吉田栞さん(25)は「日本酒はあまり飲まないが、大吟醸は飲みやすいと感じた。諏訪のお酒は初めてなので、全部回って楽しみたい」とご機嫌だった。
2日目のチケットは余りがあり、北澤光彦実行委員長は「諏訪の地酒とともに、酒蔵周辺の街並みも楽しんでほしい」と来場を呼び掛けていた。チケットは7日正午まで、インターネットプレイガイドのイープラス、またはファミリーマートの店頭端末で購入できる。問い合わせは宮坂醸造(電話0266・52・6161)へ。
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