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味に期待し仕込み式 赤ワイン「宮田紫輝」

ワイン「宮田紫輝」の原料のヤマソービニオンを破砕機に入れる関係者

 宮田村で栽培したヤマソービニオンを使った2018年産赤ワイン「宮田紫輝」の仕込み式が5日、同村新田の本坊酒造マルス信州蒸溜所で行われた。生産者から持ち込まれたブドウを破砕機に投入し、仕込み作業を開始。今年のブドウの収穫を祝い、質の高いワインの仕上がりを願った。

 紫輝は、同村の中央アルプス「山ぶどうの里」づくり推進会議(会長・小田切康彦村長)が宮田産 ワインの特産化を図ろうと製造。20回目の今年は約12トンのヤマソービニオンを使い、昨年より2000本少ない1万本(720ミリリットル瓶)を同蒸溜所で醸造する。

 仕込み式には関係者約30人が参加。小田切村長は「12月のワインまつりでおいしいワインが提供できると期待している」とあいさつ。ヤマソービニオンの生産者でつくる「山ぶどう栽培組合」の小田切忠組合長は「今年は異常気象の中の栽培だったが、ヤマソービニオン独特の野性味あふれるワインができるよう願う」と醸造を託した。

 同蒸溜所担当者によると、今年は7、8月の好天で例年以上にブドウの酸度が下がり、実が十分に熟したので「昨年より飲みやすくなりそう」。糖度はほぼ例年並みとなり「エレガントですっきりとしたワインに仕上がるのでは」としている。

 18年産紫輝は12月8日に開く「ワインまつり」でお披露目し、販売開始となる。

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