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北羽新報社

「つなぐ」テーマにであいコン

「つなぐ」をテーマにオリジナル曲を披露した第36回であいのコンサート

 障害の有無にかかわらず音楽を楽しむことを通して触れ合い、交流を深める「のしろであいのコンサート」は30日、能代市文化会館大ホールで開かれた。36回目を迎えたステージでは「つなぐ」をテーマにしたオリジナル曲が披露されたほか、能代山本内外の7施設・学校が練習を重ねてきた歌や踊り、演奏などを堂々と発表、会場全体に太陽のような笑顔と出会いの輪が広がった。

 市民有志でつくる同コンサート実行委員会(小川金芳実行委員長)が主催。国際障害者年をきっかけに、障害の有無にかかわらず一緒に音楽を楽しみ、出会い、触れ合い、お互いに理解を深める合う場として、昭和58年から毎年開かれている。
 今年は「つなぐ」をテーマに開催。第1部は、歌詞を公募したオリジナル曲を披露するコンサートで、「ありがとう」「つなぐ」「ずっと幸せ」「思い出の地 のしろ」の4曲はバンド「MU」の演奏と歌唱、「皆んな幸せ」は朗読で、能代山本手話研究会会員による手話とともに発表した。
 このうち「思い出の地 のしろ」を作詞した河田悟さん(66)=秋田市=は「何らかの形で能代のことを書きたいと思い応募した。普通の歌はどうしても書けず、気持ちだけ書いた」と小学校から高校まで暮らした「古里・能代」の光景、思い出をつづった。右手足のリハビリ7年目といい、ステージ上でのミニインタビューでは「元気な人も少し体が不自由な人も、変わらず平等に元気にできれば。皆さんに負けずに頑張りたい」などと答え、会場から温かい拍手が送られた。
 第2部は恒例の各施設・学校の発表会で、ぴあわーく、ねむの木苑、ワークしののめ、二ツ井めぐみ園、能代支援学校(以上能代市)、大日寮(三種町)、吉野郷(北秋田市)の7団体・学校が出演。声を合わせての歌、ハンドベル演奏、作業の様子を紹介する寸劇、ダンス、よさこい踊りなど、衣装にも趣向を凝らしたステージを展開した。
 フィナーレは、同コンサートのテーマソングとも言える「北国の春」を出演者、実行委員、ボランティアらがステージに立ち、みんなで高らかに歌い上げた。
 このほかロビーでは、青森県深浦町の十二湖への鉄路の旅「ひまわり号」の写真展示、ぴあわーくの製品販売、かいご会によるバザーも実施。来場者はコンサートを楽しむとともに、各施設・団体の活動に触れ、障害の有無や年齢を超えてつながりを持ち、支え合う地域づくりを考えた。

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