子供たち「ありがとう」 安平・あそびのひろば閉所式
感謝の気持ちを込めたメッセージボードを手渡す子供たち
安平町は28日、道警や全国児童発達支援協議会(CDSJapan)北海道ブロックなど4団体と協力して実施してきた「親子のためのあそびのひろば」の閉所式を町しののめ交流館で行った。子供たちが一緒に遊んでくれた協力団体スタッフに感謝の気持ちを伝えた。
同ひろばは胆振東部地震の影響後、十分に遊べない子供や子育ての悩みを抱えている保護者に、協力団体スタッフが接する場として13日から毎日開設してきた。乳幼児は手遊びなど、小学生以上はボール運動など体を使った遊びで楽しく過ごした。昼には軽食も提供し、1日の利用者数は平日で20人、土日祝日は200人に上った。
閉所式で同町の種田直章教育長は協力団体に対し「子どもたちに寄り添ってもらえたことで、保護者を含めて安心できた」とあいさつ。保護者で追分旭地区の青田玲美さん(37)は「育児相談にも乗ってもらい、気持ちが落ち着いた」と話した。
協力団体の道警本部少年課の岸乃里警部補(37)は「地震で不安顔だった子供たちの表情が遊びを通じて日に日に明るくなり、笑い声や歓声も上がるようになった」と振り返った。子どもたちはお礼に記念写真を添えたメッセージボードを岸警部補に手渡し、「遊んでくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えた。
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