岡谷名物のうなぎを取り入れたラーメンを試食する高校生たち
岡谷市内の岡谷東、岡谷南、岡谷工業の3高校生徒による会議「Voice of AOHS(高校生同盟)」が28日、まちの魅力をアピールする「ご当地ラーメン」の商品化に向けて、提案の一つ「うなぎラーメン」を試食した。地元企業の協力で、岡谷名物のうなぎを取り入れたスープやトッピングの味を確かめた。
若者の視点でアイデアを出し合い、まちづくりに反映していくプロジェクトの一環。これまでの会議で生徒たちが考案したうなぎラーメンを食べてもらおうと、ラーメンチェーン店を展開するテンホウ・フーズ(諏訪市)とうなぎ料理店の観光荘(岡谷市)が協力した。
この日は、2、3年生計16人が市内のテンホウ岡谷南宮店を訪れた。試作のラーメンはしょうゆ味で、うなぎの頭を煮出しただし汁入りのスープが特徴。生徒たちは、うなぎのかば焼きや頭の空揚げ、骨せんべいをトッピングして味わった。
岡谷東高2年の大輪友音さん(16)は「うなぎの苦みがもう少しあった方がインパクトがある。他にはない面白いラーメンが作れそう」と笑顔。テンホウ・フーズの大石壮太郎社長は「皆さんのイメージが膨らむよう手助けができれば」と話していた。
次回は10月に開く予定。ラーメンの具材や宣伝方法を考え、年内の完成を目指すという。
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