豊川市は、11月11日(日)に市中心部の諏訪地区を舞台に「地域包括ケア情報展」と「えがおフェス」を初開催する。体験型イベントを近距離の会場で同日開催することで、福祉や介護、協働について意識を高める機会にする。 「地域包括ケア情報展」は午前9時45分から午後5時半まで、豊川市総合体育館で開催。「見る、聴く、触れる、体験する」をテーマに、在宅医療や介護情報、医療・介護現場での働き方などが学べる。午前10時半からは終活講座として、日本エンディングサポート協会の佐々木悦子理事長が人生の最期を迎えるための終活について語る。

午後は高齢者の入所施設の選び方を学ぶ老活講座や、認知症に詳しいSPSラボ若年認知症サポートセンターきずなやの若野達也代表による基調講演、地域包括ケアについて考えるパネルディスカッションも予定されている。 会場では子どもが医者や看護師、薬剤師になれる体験コーナーや、車いすバスケの競技用車いすの操作体験や最新型車いすの展示・試乗、あいおいニッセイ同和損保の入棺体験や生前遺影撮影などが設けられる。 また、「えがおフェス」は午後1時から4時まで体育館南側にあるプリオ4階で開催。穂の国まちづくりネットワークとの共催で、市内のボランティア団体や協働企業が出展し、体験コーナーやお化け屋敷、ステージ企画などを計画する。 いずれも入場無料。問い合わせは、情報展は福祉部介護高齢課(0533・89・3179)、えがおフェスはとよかわボランティア・市民活動センター(0533・89・9070)へ。
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