山口県周南市一行が来酒 ラッピングカーで全国キャラバン
市職員が47都道府県をラッピングカーで巡る全国キャラバン「走れ・しゅうニャン市」展開中の山口県周南市の一行3人が26日、酒田市を訪問。市庁舎で丸山至市長と懇談したほか、午後からは市内のショッピングモールでPR活動を繰り広げた。
山口県内2市2町が合併し2003年に誕生した周南市は、知名度アップを目的に昨年1月からシティプロモーション事業「しゅうニャン市プロジェクト」を展開している。同プロジェクトの一環で今回の全国キャラバンを実施。今月3日の広島県呉市を皮切りに日本海側を北上、北海道函館市で折り返し、太平洋側を南下。四国、九州を回って今年11月16日の山口県宇部市まで全国47都道府県57自治体を訪れ、首長への表敬訪問、商業施設でのPR活動を繰り広げている。
酒田市は18番目の訪問地で、周南市広報戦略課の城和男課長補佐、キャラバンクルーの冨永妙子さん、矢野勝之さんの3人が訪れた。表敬では、丸山市長が「遠いところをようこそ、酒田へ」と一行を歓迎。冨永さんが周南市の市勢を紹介し、「周の中には吉、南の中には幸がある。ラッキーとハッピーのそろった街が周南」などとPRした。
丸山市長は「山口との交流は少なく、訪問していただき大変うれしい。この縁を大切にしたい。今後の道中、気を付けて」と述べ、木村健一郎周南市長宛てのメッセージ、刈屋梨、地元銘菓を手渡した。
城課長補佐は「周南を知ってもらい、私たちも酒田のことを知った。これから酒田との交流が深まっていけば」と話した。一行は周南市に本社のある東ソーのグループ会社・東北東ソー(酒田市大浜一丁目)も表敬。午後からは同市泉町のイオンタウン酒田で、買い物客らにトイレットペーパーや缶バッジなどの物品を配布しPR。終了後、秋田市へと向かった。
シティプロモーションの一環として専用のラッピングカーで酒田を訪れた周南市の一行=26日午前
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