個性的な作品から各賞を選ぶ審査員たち（２６日、すさみ町江住で）

　すさみ町観光協会が主催する「イカ墨で描く水墨画コンクール」の入賞作品が２６日、決まった。大阪市在住の山内教子さんの作品がグランプリ（最優秀賞）に選ばれた。 　すさみのイカをＰＲしようという企画で、１９回目。「夏の味覚まつり」の一環で６月１５日～８月３１日に作品を募ったところ、６府県の１５人から計２０点の応募があった。

大阪市の山内教子さんの作品

　同町江住の「道の駅すさみ」で２６日に審査会があり、協会役員らが入賞作品を選んだ。イカのほか、イセエビやイノブタ、海中ポストなど町の特産や名所を描いた秀作が多く、審査員を悩ませた。 　入賞作品は近く、道の駅やＪＲ周参見駅などに展示する。協会のフェイスブックのページでも紹介する。 　グランプリ以外の入賞は次の皆さん。 　優秀賞＝大橋蓮（神戸市）、新田憲明（香川県東かがわ市）▽入選＝椎木良枝（大阪府河内長野市）、海部裕子（神奈川県鎌倉市）▽敢闘賞＝堀江寛子（富山市）